ふぐの日フォーラム

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「ふぐの日フォーラム」ご案内

当社では、毎年、“とらふぐをもっと身近に!”を中心テーマにして多くの株主様、お客様、お取引様と集う「ふぐの日フォーラム」を開催しています。開催日は、ふぐをふく(福)と呼ぶことから、2月9を開催日にしております。当社は、この福の日を「とらふぐ亭の日」として記念日登録し、このフォーラムと同時に一週間、とらふぐ亭全店舗で『1円てっさ』のキャンペーンを実施し、“とらふぐをもっと身近に!”を推進しております。

2019年開催

2018年7月に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界文化遺産に登録されました。当社の養殖場のある平戸地域の「安満岳と春日の集落」、「中江の島」等がそれに登録されましたことを記念して、平戸市の黒田市長をお招きして、ご講演いただきました。


基調講演

『平戸市の精神文化と産業』

~今に生きるかくれキリシタンと海の恩恵~

平戸市長 黒田成彦


ローマ法王に春日の棚田米を献上(左:黒田平戸市長、 コマストリ枢機卿、 指揮者西本氏)

黒田成彦・平戸市長に1時間10分に渡り、「平戸市の精神文化と産業」と題してご講演をいただきました。内容は、1.世界遺産とは何か、2.長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産の価値、3.俗説の「かくれキリシタン」像への反論、4.生月町における宗教の連続性・共存システムと海の恩恵、5.時空を越えた奇跡、6.まとめ、とした。。
お話しのポイントとして以下の通りです。

1.世界遺産は「顕著で普遍的な価値を持つ不動産」「完全性・真実性・万全の保護措置」が満たされることが評価基準となるので、禁教期(キリスト教布教が禁止されていた時期と当時のキリシタン)に価値があるとの見解によって登録を果たすことになる。よって、世界遺産登録となる禁教期のキリシタンの生活や風習・現代への流れについて論じられた。平戸市では、地図にある「春日集落と安満岳」、「中江の島」がこれに当たる。

2.特に、市長は生月町(いきつき:世界遺産指定所在地)の出身で先祖がマグロ漁の長であったことから話に熱がこもる。生月の禁教期には仏教・神道等との共存によって、弾圧から逃れるキリシタンたちの知恵があったことが現在の古民家を訪れることによって理解できる。弾圧からの団結心が漁労活動と呼応しており、生月町においては、古来よりマグロ漁が盛んであり、現在も、港湾建設においてもその関係で多くの生月発企業が長崎県港湾建設の中核をなしている事実もある。当社が手がける「平戸極海一番まぐろ」は古江湾にて養殖されており、平戸市の歴史との縁を感じるものである。

3.平戸市名誉大使の西本智実さんは、生月町に伝わるオラショがキリスト教聖歌であるグレゴリオ聖歌と一致していることを発見し、ローマ法王に棚田米を献上するきっかけともなった。生月に残る「かくれキリシタン」の文化継承はお金だけの問題ではなく、労力と熱意が如何に伝わるかの問題であり、今後の市政の一部として重要な課題となっている。

トピックス

(株)日健総本社との取組み/藻のDHAで「とらふぐ」の餌を強化!

報告:誅日健総本社田中研究所 医学博士 鷲見亮
<司会>弊社専務取締役 岩成和子



微細藻類の歴史は最古のもので37億年前、地球に大量の酸素を供給する役割を担っており、すべては微細藻類から始まったと言えます。その大きさは肉眼では見えず顕微鏡が必要で、生息は海・河川はもちろん土壌、空気中にも存在しています。今、その働きが環境分野、エネグリー分野、健康食品分野に応用できることが再認識されています。
当社は、微細藻類の抽出のパイオニアである株式会社日建総本社とにの取組みで、微細藻類(オーランチオキトリウム)から抽出したピュアなDHAをとらふぐに与えることで、とらふぐの健康な成長を促すことが出来るという実証実験に成功しています。只今、とらふぐの身質にこの機能性表示食品認定されたDHAがどの程度含有するかを確認する実証実験中です。自然循環型機能促進で、とらふぐ成長にも人間の脳機能促進にも有効なとらふぐ養殖を促進しております。

トップ対談

魚と肉のトップ対談~「魚×肉」の可能性を探る~

弊社社長 坂本大地 × 格之進社長 千葉祐士
<司会>フォーリンデブはっしー 橋本陽氏

弊社 社長
坂本大地

格之進 社長
千葉祐士氏

司会
フォーリンデブはっしー 橋本陽氏

魚×肉の可能性にすでにチャレンジをしている格之進の千葉社長より取り組みの事例(肉×ウニ、イクラ、蟹、牡蠣)の紹介がなされました。世界的にも、魚×肉(サーフ&ターフ)の流れがみられること、ならば、とらふぐ出汁のジュレと肉との組み合わせを具体化していこうということがディスカッションがされました。また、トピックスの内容を受け、魚、肉とも食材探究心がより豊かな料理の提供には欠かせないこともディスカッションされました。

とらふぐ供養祭り

とらふぐ供養祭

出演者:築地波除神社宮司 玉串奉奠:社長、養殖責任者、調理人代表

とらふぐへの日頃の感謝の気持ちを込めて、毎年、このフォーラムにて「とらふぐ供養祭」を執り行っております。この供養祭でご祈祷いただいたお札を全店舗に一年間祀って(まつって)おります。

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