とらふぐ亭
INTERVIEW
現場に訊け!とらふぐ亭のアルバイト&店長インタビュー!
Interview01

大学生になったので、何かアルバイトをしようとネットで探したら、「とらふぐ亭」1 件しか検索に引っかからなかったんです(笑)。偶然というか、運命というか、初めてのアルバイトがここで良かったと思っています。ふぐ専門店にふぐを食べに来るお客様は、食卓では味わえない「ふぐ」という贅沢を楽しみに来店します。一番美味しく楽しんでもらうために、いつも笑顔を絶やさず、気持ちよい丁寧な接客を心がけています。ホールの仕事は、お客様への接客だけでなく、調理場へお客様の状況を伝える役目があります。自然と責任感が養われます。他のアルバイトより時給が少し高いのには、理由があるのです。

Interview02

アルバイトの目的は、将来のための貯蓄。平日は学業優先で、学校が休みの週末だけしかアルバイトはできません。店長がシフトを考慮してくれるので、無理なく働きやすい環境です。今まで意識したことのなかった敬語の使い方やマナーなど、社会人になる勉強をここでは教えてもらえます。一日の営業を終え、「お疲れ様でした」とみんなで声にする瞬間が楽しみです。

Interview03

僕にとって、アルバイトは社会人になる準備だと思っていました。高・大一貫校に通っていたので、大学受験はなく、高3の部活を終えたタイミングで探しました。「ふぐ」と聞いて、連想したのは、上品で高級なイメージ。お店に研修で見学に来たときに、店内の雰囲気の良さと元気なスタッフの対応が印象的でした。ここなら接客の基本が学べると確信しました。アルバイトをはじめて思ったことが、働いている時間は、体を動かし、声を掛け合いお客様と接する充実できる時間です。部活動に励んでいた頃を思い出しながら、笑顔でがんばっています。営業後はいつも、試合に勝った日のような達成感に満ちています。

Interview04

父の夢が料理人だったという話を聞いてから、自分も料理人に興味を持ちました。高校時代のアルバイト経験は、イタリアンのキッチン、うどん屋さんのホールとデリバリーなど、飲食店ばかりでした。将来のことを考えたとき、「人と同じ仕事はやりたくない」と思いました。就職活動のときに、担任の先生から「ふぐ」を扱うには特殊免許がいると聞き、挑戦してみたいと思い、入社を志望しました。「正社員もアルバイトもお客様に楽しく満足してもらいたい気持ちは同じ」、今は、ホールと接客を通じて、お客様との一体感のある店づくりを志しています。店長は、調理場で包丁を握りながらも、ホールやお客様の状況に耳を傾け、常に把握しています。店長になること、今はそれが目標であり、憧れの存在でもあります。

Interview05

今までずっと和食の料理人としてキャリアを積んできました。30歳を過ぎ、新しいことを学びたいと考えたときに、特殊免許の必要な「ふぐ」に挑戦したいと思い、転職。入社後2年は、ふぐ調理技術の習得とホール接客を学びました。その後、ふぐ免許試験にも一発で合格することができ、入社4年目にして所沢店の店長に就任しました。ここまで苦労もありましたが、もちろん今、やりがいを感じています。料理が安心安全で美味しいことと、一体感のある接客がお客様の満足度を左右する。元気と明るさの源は、仕事を楽しむこと。お客様の「美味しかった」のひとこと以上に、「来て良かった」と楽しんでもらうことが顧客獲得につながると考えています。また、店長としてその想いを共に働くスタッフと共有できるよう指導も行っております。

とらふぐ亭のちいさな物語
はじめてのアルバイト

父が僕にいう。「生意気なことは自分でお金を稼いでから言え」って。お金を稼ぐって、そんなに大変なの? そんな風にいうからには、きっと大変なんだろうな。お金を稼ぐって一体なんなんだろう。アルバイトしてバイト代をもらったら、お金を稼いだことになるの? じゃあ、社会人になるって、一体何? 毎日学校に通っていたみたいに、朝起きて、会社に行く。勉強じゃなくて、仕事して1日が終わる。そんな単純なことじゃないよね(笑)

頭で考えても答えは見つからず、僕はアルバイトをすることに決めた。初めてのアルバイトは、未知の世界。ワクワクドキドキが止まらない。バイト先のとらふぐ亭は、高級感がありながらも、ふぐのお店としては少しカジュアルな印象で働きやすい職場だ。スタッフは、かしこまり過ぎない接客で、明るく元気がよい。きっと、お客様にとって、ちょっと贅沢なひとときを楽しむ場所なのだろう。中でも、ふぐのシーズンになると、店内は活気づく。ホールも調理場も、やる気と笑顔で満ち溢れるのだ。ホールが調理場にオーダーを通す。コース料理は、お客様の食べるスピードにあわせて提供するので、ホールが調理場にお客様の状況を伝える。まさに、相手チームを洞察して、戦略を立てるスポーツに似ている。食事を終えたお客様に「ごちそうさま」、「美味しかった」、「また来ます」とおっしゃって頂くと、自然と「ありがとうございました」と笑顔で言えるものだ。スタッフと共に働くこの充実感、まさに見事にパスが繋がったときのチームプレイの快感が蘇っていた。

アルバイト今昔

学生時代、お金を稼ぐことの意味よりも、“ 遊ぶ金” 欲しさにバイトに明け暮れていた。他より、ちょっと時給の高いバイトは、「おいしいバイト」だった。今の時代には、そんな学生はもう存在しないのだろうか?

店の暖簾をくぐると「いらっしゃいませ」と、元気のよい声がこだまする。少し緊張しているかに見える、アルバイトの学生にインタビューをする。彼らの回答には、純粋なひたむきさを感じた。とにかく、お客と店との一体感を楽しんで働いているのだ。「他のアルバイトに比べて、時給が少し高いのはどう思いましたか?」と質問すると、時給の高さには理由があることをきちんと理解していた。上品なお客様に接客するという、ワンランク上のサービスだということを・・・。さらに、スキルを身につけることが出来るこの環境は、自分の成長出来る場所だという。アルバイトをして、小遣いを稼ぐ以上のことを意識していなかった、あの頃の自分が恥ずかしく思えた。お客様へのおもてなしを考えているからこそ彼らは、体が自然とキビキビ動くのであろう。

「とらふぐ亭でアルバイトをするまでに、ふぐを食べたことはありますか?」との質問には、全員が研修を受けるまでなかった。「初めてふぐ料理を食べた」と嬉しそうに答えるのだった。商品を知ることは接客の基本であり、食べたことのない商品ではその魅力を伝えることは出来ない。やはり、経験ほど尊いものはないのだろう。

ここ、とらふぐ亭では、これから社会人となる学生にとって、プラスとなる学びが多い環境であることがわかった。どうやら、このちょっと時給の高いバイト、昔、自分が学生時代に探していた「おいしいバイト」とは、ひと味違うようだ。